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サステナブルな暮らしとは

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サステナブルとは

近ごろ、「サステナブルな暮らし」を提唱している人をよく見かけるようになりました。
サステナブルというのは英語の「sustainable(sustainー持続・継続する)+(ableできる)」のことです。
限りのある地球の資源を大切にしながら、より良い状態で次の世代へ継続していくのがサステナブルな暮らしということです。

現在地球が生み出している必要な資源を私たちの世代で使い切ってしまえば、次の世代に継承していくことができなくなります。
ですから、リユースやリサイクルなど生活の中でできることを実践していこうというのがサステナブルの趣旨です。
サステナブルな暮らしを実践するためには、使い捨てのペットボトルや容器をなるべく使わない、日常生活の中での無駄をできるだけ省いてエコロジーな生き方を選ぶことが大切です。

暮らし方のポイント

では、具体的にはどんな暮らし方をしたらいいのかと言うと、例えばフードロスを減らす・地産地消をすいしんするといったことが挙げられます。
食べ物があり余っている時代、レストランに行って食べきれないくらいの量を注文したり、食糧を買い過ぎて冷蔵庫で腐らせてしまうといったことはよくあります。

ですからフードロスを減らすためには、残さないように少しずつ注文する、必要な食糧だけ買うといった習慣を身につけることが大切です。
野菜にしても、食べられる部位をどんどん捨ててしまうのはやめてひと工夫しておかずにできないかどうか考えることも大切です。
野菜の皮も使えるものは佃煮にするといった工夫をすることで、生ゴミの量を減らすことができます。

これと合わせて地産地消の推進も非常に大切なアクションです。
できるだけ自分の住んでいる地域の産物を購入し、消費するようにすれば輸送にかかるコストや二酸化炭素の発生を大幅に防ぐことができます。
スーパーで売られている他県のパック詰めの野菜を買うよりは、地元の直売所で採れたての野菜を買ったほうが新鮮です。

また、衣類を購入する際にもオーガニック素材を選べば、生産段階での自然への負担が少ないのでよりサステナブルな暮らしに貢献できることになります。
仕事の都合で外食が多い人は、カトラリーを持ち歩くのも一案です。
使い捨ての割り箸やフォーク、スプーンを使用しているお店では、自分のカトラリーを使うことで無駄な消費を防ぐことができます。

夜も遅くまで煌々と電気をつけておくのはやめて、早めに電気を消せばエネルギーを節約できるだけではなく月の光を楽しむ生活をすることができます。
サステナブルな暮らしというのは節約に徹するということではなく、無駄な消費を抑えて精神面を豊かにする運動だと捉えることが肝心です。