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脱原発するの?しないの?

原子力

日本でも東日本大震災があり、原子力発電をゼロにすると脱原発をのぞんでいる人たちが半数程度に至っていると言う話しです。
東日本大震災において原発事故があり、いち早くNO原発の意識が高まったのはドイツでした。

国内の古い原子力発電所8基を同時停止して、 残る9基を2022年までには廃炉にする計画をうちたてています。
そもそも日本でないのに、ドイツの早い決断はなぜか疑問にも思ってしまうものですが。

そもそもドイツがそのような方向性に動いたのは、東日本大震災が火付けにはなったものの既に内面にマグマがありいつでも噴火出来る寸前状態だったようです。
ドイツではチェルノブイリの事故以来、電力のみに頼る政策は否定され、暖房などは天然ガス、自然エネルギーを利用するモチベーションが高まっていたと言われています。

ドイツは場所的にも近いこともあり、チェルノブイリの事故に対して既に大きな痛手を背負っていたと言われています。
あの事故があってからドイツ国民の意識は原発に対して既にNOだったのです。

ただしドイツもこのような潔いと言う印象を受けるものの内面では果てしない紆余曲折があり、日本において、すぐに脱原発と言ってもそれがすぐに実現するとは思えないのです。
原発NOと主張する人たちも何か衝動的原動力に身を委ねていることはないでしょうか。

ドイツもそうであったように、日本人の人たちももう少し長い目で原発反対運動に向きあう必要があるのかもしれません。
日本の人たちは熱しやすく冷めやすいとも言われていますので、今後のそのような人たちの行動に注目をしたいですね。

ドイツも批判されている?

ドイツはNO原発と反旗を翻し潔いと評価を得るものの、一方では
原発力大国のフランスから電気を買っているから意味がないと指摘する人たちもいるようです。
でもドイツをもっと深く知れば、ドイツから電力を輸出する程まで、 発電総量も大きかったのです。
原発大国と言われているフランスはと言えば、オール電化が推進されて来た為に冬場など電気が足りないでドイツより依存するスタイルを取っています。

今だから、原発NOか否か判断しなければならない

ただ東日本大震災のようなことがあるとすぐにNOという気迫は高まって行くでしょうが、 そもそも被ばく国日本と言うのに過去あれ程までの原子力発電が作られた理由まで探って行く必要があるのではないでしょうか。
東日本大震災よりこのような反対モードが高まっているものの、その人たちはなぜそれ以前に反対運動を起こさなかったのでしょうか。

原子力発電NOのモードが瞬間的でなく、長く持続して実現される為にも、私達はもっと知らなければならないことがあります。
その時、原子力発電は本当は続けて大丈夫だという意見に至るのかもしれません。