「CCS/CCUS」とは

地球のイラスト

二酸化炭素を地下に閉じ込めるCCS

CCSやCCUSと聞くと、何やらとっても難しそうに思ってしまうのは私だけでしょうか?
そこで、CCSとCCUSについて調べてみました。

CCSとは Carbon dioxide Capture and Storageの頭文字をとった略語です。
Carbon dioxideは二酸化炭素、Captureは回収、Storageは貯留という意味で、CSSとは二酸化炭素回収貯留という意味になります。
二酸化炭素回収貯留とは何ぞや?というと、工場や発電所などから出される二酸化炭素が、空気中に拡散する前に回収して、地下深くに閉じ込めてしまう技術のことです。

特に石油発電プラントから排出される二酸化炭素の量を削減できると期待されており、アメリカを始め、ヨーロッパ、アジアなどでプロジェクトが進められており、日本でも開発に取り組んでいます。

日本での第1号となるCCS施設は、北海道の苫小牧に決定しました。

二酸化炭素を有効活用するCCUS

では、CCUSとはどのような意味なのでしょうか。
CCUSはCarbon dioxide Capture, Utilization & Storageの頭文字を取った略称です。
CCSにUtilizationが加わっていますね。
Utilizationには、利用という意味があります。
そのためCCUSは日本語では、酸化炭素回収・有効利用・貯留と約されています。
CCSをもう一歩進めて、分離・貯留した二酸化炭素を有効利用しようという考え方です。

では、どのように有効利用するのでしょうか。
何と二酸化炭素は古い油田に注入すると圧力が加わり、これまで回収できなかった原油を押し出して回収できるのだそうです。
不要な二酸化炭素を使って、油断に残っている石油を搾り取ろうというのです。

CCS/CCUSの課題

CCSもCCUSも地球温暖化を食い止めるための素晴らしい技術として期待されていますが、その一方で課題も指摘されています。

まず、二酸化炭素を分離させて回収するためには、かなりの費用がかかることがあげられます。
このためなるべく費用を書けずに分離・回収できる技術の開発が進められているところです。

現在、二酸化炭素の回収コストは1トンあたり3000~4000円となっています。
このため政府は、2030年頃をめどに1000円台にコストダウンする目標を掲げています。

CCS・CCUSは、まだまだスタートしたばかりの新しい技術といえるでしょう。
研究調査、技術開発などによって今後、どのような成果が生まれてくるのか、非常に気になるところです。
それと同時に、政府の政策も中止していきたいと思います。