身近で参加できる活動

環境問題に取り組む活動というのは、様々なものがあるのですが、つい先日、川のゴミ拾い活動に参加してきました。
私が住んでいる地域では環境問題への取り組みに力を入れているため1ヶ月に数回このような活動が行われています。
参加者はとても多いときもあれば、少ないときもあるのですが、多いときには近くの小学校からたくさんの子供たちも参加してくれます。

実際に川のゴミ拾い活動に参加してみて思うことは毎回同じなのですが、本当に驚くほどたくさんのゴミで川が汚されているということになります。
川が汚されているというのは、当然ながらその後、海も汚されてしまうことになり、水質汚染が大きく懸念されるのも当然だと思います。
川のゴミ拾い活動で見かけるゴミに関してはコンビニなどで配られているビニール袋をはじめとして、その他にもお菓子やお弁当などを食べた空き容器、ペットボトル、その他にも灯油を入れるためのポリタンクなどが捨ててあることもありました。

さらに夏場になると花火の残骸やガラス瓶などもたくさん捨ててあり、こうしたものをひとつひとつ拾いながら川をきれいにしていくのは大変な作業です。
私はまだ現在体をある程度動かすことができるのですが、中にはお年寄りでも参加している方がいて本当に尊敬する気持ちです。
自分たちが住んでいる地域を美しく維持していきたいと言う気持ちはもちろん、その他にも地球をしっかり守っていきたいと思う気持ちがあるからこそ、このような行動に自ら参加することができるのではないでしょうか。

全く無関心だという人もいるようですが、少しでもこのような活動に参加してみることによって実際の地球環境問題を直視することができます。

見返りを求めず積極的に参加する

私たちが住んでいる地域では行っていませんが、他の地域では、一部このような活動に参加したことによる報酬としてドリンクが1本提供されたりするようなことがあります。
こうした見返りのためにボランティア活動に参加し、一つ2つのゴミを拾って満足している人もいるようです。
しかし私個人的な意見として、このような川のゴミ拾い活動などというのは自分の気持ちで積極的に行っていくものだと思っているので、見返り目的で参加するのはあまり感心できる事ではありません。

例えば子供達を参加させるのにこのようなご褒美を準備するのは悪い事ではありませんが、子供たちの見本になっていくはずの大人が見返りを求めてしまうのは明らかに良くないことだといえるでしょう。
川に放置されているゴミがあふれてしまえばしまうほど水質汚染につながり環境問題も悪化していく一方ですから、くれぐれも川に遊びに出かけた際には、ゴミを捨てたりしないようにしましょう。

また、万が一粗大ゴミが捨ててある場面を目撃したなどと言う場合には、市役所に連絡をすることや各自治体に連絡を入れることを心がけてほしいと思います。