太陽光発電パネルの環境面メリット
近年太陽光パネルを設置する住宅が増えていますが、この太陽光パネルがどのようなシステムになっているかはご存知ですか？
太陽光パネルには、セルと呼ばれる太陽をエネルギーとする電池が配置されています。
そのモジュールが接続されたものが、太陽光発電パネルと呼ばれるものです。
太陽光から電子の流れから電気を生み出すため、光のエネルギーを最大限に電気に変換する安定した発電装置となります。
太陽光発電パネルは、環境に良いというイメージはあっても具体的にどのようなメリットがあるのか知らないという方も多いでしょう。
太陽光発電パネルの大きなメリットは、発電時に温室効果ガスが生まれないということです。
温室効果ガスは、地球温暖化の原因ともなっている二酸化炭素などの気体を指します。
これは化石燃料などを使って発電する際にも発生してしまうため、現在では化石燃料を避ける徹底したCO2削減が求められています。
太陽光発電パネル以外の発電方法には天然ガス発電や火力発電などがありますが、いずれも化石燃料が使用され電気が作られています。
その点、太陽光発電パネルを使えば発電時には化石燃料が不必要なためほとんど温室効果ガスCO2が発生しないんです。
エネルギーの元となるのは、太陽光がメインです。
化石燃料を使って発電すると、1kwhあたり約690グラムの二酸化炭素が発生します。
太陽光発電パネルを使って発電した場合、1kwhあたり約17から48Gに抑えることができるんです。
太陽電池を使って、太陽エネルギーを電力に直接変えることができるので、燃料は不要です。
二酸化炭素の削減を実現しようと努力している日本政府が、太陽光発電パネルを推奨しているのも無理ありません。
より発電効率の高いパネルの開発が進み、身近に取り入れやすくなっていることもあり実用性も高まっています。
環境にやさしく安全な発電方式、なおかつ地球温暖化対策としても高い性能をもっているのです。
節電意識を高めよう
太陽光発電パネルを家庭に取り入れると、電力モニターというものを自宅に設置することができます。
テレビや専用の機械につなげて、発電した電気を販売した量や今使っている電気の量が数値化されて常にチェックすることができます。
このように使っている電気の量が目に見える形になることで、使用する電力を減らすための節電意識が高まるんです。
特に太陽光発電パネルが稼働している日中の時間帯は、家の中で節電しようという意識が高まったというご家庭が多いようです。
照明やエアコン、テレビなど身近なところから使用されている電力が数字としてみえることで、ぐんと節電意識が高まります。
