家計にも地球にもやさしいエコ
節約しながら生活しているつもりでも、地球規模でみると私たちはかなりムダの多い生活をしているのだそうです。
特に食事においてはエネルギーをはじめ食材においても無駄が増えて、ちょっとエコロジーを意識するだけで多くの資源のムダを防ぐことができるのだとか。
そんなことに気づいてから、最近はエコクッキングを意識した生活をしています。
旬な食材を必要な分だけ買う
スーパーに行くと、その日の安売り商品があったり、地域では作られていない海外製の珍しい食材があったりして、つい買ってしまうことがありますよね。
今は世界の食材が手軽に手に入るようになりましたが、輸入食材には輸入におけるエネルギーやコストなど、いろいろな消費が出てしまっているのをご存知ですか。
また国内の食材においても、今は四季を通じた食材をいつでも買って食べることができますが、旬でない食材を栽培するにも、多くのエネルギーが使われています。
例えば夏が旬のトマトは、旬の時期に栽培されたものと冬など季節外の時期に栽培されたものでは、使用されるエネルギーの量がなんと9割も高くなるのだそうです。
「地産地消」という言葉がありますが、その土地で作られた旬の食材を食べることは、それだけで大きなエコにつながります。
旬の食べ物は体にもとてもよいので、ぜひ季節の食材を意識して食べるようにしたいですね。
ちなみに、食材の包装においても、発泡スチロール製の皿に入っているものは資源がたくさん使われています。
ビニールに入っただけの簡易包装の食材を選ぶことで、資源を約5割も節約できるそうなので、最近はできるだけ簡易包装の食材を選ぶようにしているんですよ。
また、つい買いすぎてしまった食材が食べきる前に傷んでしまい、結局捨ててしまうということもあると思いますが、国内のそういったムダになってしまった食材を合わせると、世界中の人がおにぎりを食べることができるほどの量になるのだそうです。
ひとつの家庭だけ考えると大した量ではないかもしれませんが、それぞれの家庭がムダを省くことで、大きなエコにつながります。
調理でもエコ
食材を調理するのに欠かせないのが、電気やガスといったエネルギー。
これまではあまり意識していなかったのですが、ちょっと気をつけるだけでたくさんのエネルギーを節約することができるので、こちらも意識しています
例えば鍋に火をかけたとき、少しでも早くお湯を沸かしたいからと強火にかけることがありますが、鍋底からはみ出した火は鍋に熱が伝わらないので、資源をムダにしてしまっているのだそうです。
鍋に火をかける時は、なべ底にかかる程度にし、弱火で調理できるものはできるだけ火を弱めることで、少しでもエコに役立つといいなと思います。