エコピープルの資格内容
エコピープルというのは、東京商工会議所が開催するECO検定(環境社会検定)資格試験に合格した人に対して与えられる称号のことです。
ECO検定は2006年10月15日に最初の検定試験が実施されて以来、就学や就職に有利な資格として高く評価されてきました。
商工会議所では試験に合格したエコピープルをサポートするためのホームページを独自に用意している他、エコピープルを対象にメールマガジンを配信したり、環境活動のサポートを行ったりしています。
ECO検定の目的・役割
ECO検定に合格すると、ISO14001の運用にも効果があります。
ISO14001に要求される内部監査員を認定するための判断基準としても活用することができますし、ECO検定を社内教育のツールとして導入する企業も増えてきています。
また、企業だけではなくて大学でもECO検定に合格すると単位として認定されたり、公式テキストが環境分野の授業にされたりするなど活用方法はさまざまです。
日本能率協会マネジメントセンター出版の公式テキスト「eco検定(環境社会検定試験)」は東京商工会議所で販売されており、価格は2,600円(税抜き価格/送料は500円)です。
2006年に検定が開始されて以来、約27万人のエコピープルが誕生しました。
同書は唯一の公式テキストとして社会人や学生の間で重宝されています。
「eco検定(環境社会検定試験)® 公式問題集」(2,000円+税)も合わせて活用すれば、受験対策は万全です。
エコピープルの取得方法
ECO検定を申し込む際には、最初に日本全国にある受験エリアを確認することが大切です。
商工会議所の所在地が必ずしも試験会場とは限らないので、必ず場所を確認してから申し込むようにしましょう。
受験要綱に関しては東京商工会議所の検定試験情報のページからダウンロードすることができるようになっています。
試験時間は120分間で、問題数は90問、問題の内訳は「切文書選択問題」「語句穴埋め問題」その他となっています。
試験の合格率は80〜65%ですが、公式テキストをきちんと読んでいれば解ける問題ですので、勉強は怠らずにやっておくことが重要です。
受験料は消費税込みで5,500円、いったん受験料を払った後は受験エリアを変更することはできません。
インターネットまたは電話で受験の申込み登録を行うと、申込書(払込取扱票)が郵送されてきますので、郵便局かコンビニエンスストアで受験料の払い込みを行います。
払込みが確認された時点で受験票が送付されてきますので、受験日当日まで大切に保管するようにします。
受験票にはWEB成績票照会サービス専用サイトのURLが記載されています。