グリーンセイバー資格内容
自然環境の保護に協力したい、でもただ単に寄付などの形で貢献するのではなくて、もっと積極的に活動に協力していきたいと考えている人は、グリーンセイバーなどの検定試験を受けて資格を取るのもおすすめです。
グリーンセイバーというのは1998年に創設された資格で、NGO樹木・環境ネットワーク協会が検定試験の運営を行っています。
樹木・環境ネットワーク協会は1995年に設立されて以来、日本全国の里山の再生活動や自然環境の大切さを訴える啓蒙運動をなどを持続して行なっている団体です。
グリーンセイバーの資格を取得すると、里山保全活動や自然体験プログラムの企画運営などで専門知識を活かしていくことができます。
スクリーンセーバーにはいくつかの段階があるのですが、その中でもマスターの資格を取得した人は環境省や文部科学省、および農林水産省指定の環境教育指導者として認定されます。
就職や転職にも非常に役立ちます。
グリーンセイバーの資格試験を受験したい人のための無料ガイダンスも東京と横浜・大阪で開催されていますので、興味のある人は一度参加してみると良いでしょう。
ガイダンスでは、「グリーンセイバー(GS)とは何?」「検定の傾向と対策・自然を知るよろこび」などといったテーマに沿っての説明が行われます。
グリーンセイバー資格検定の取得方法
グリーンセイバー資格検定は開始依頼「ベイシック」「アドバンス」「マスター」の3段階に分かれていましたが、2020年からは新制度が敷かれ、ベイシックとアドバンスが「ネイチャー」(自然科学的分野)と「カルチャー」(人文科学的分野)の2科目に新しく分類されました。
ネイチャー部門には植物の各部の働きや分布、生活史における植物の役割、そして生態系などが含まれています。
一方のカルチャーには植物の栽培方法や自然保護に関する法律・制度、人と植物との関係における文化・歴史などの項目が含まれています。
ネイチャーとカルチャーはどちらを先に受験しなければならないという決まりはありませんが、マスターの資格検定を受けるためには両方の資格を取得しておく必要があります。
試験日程はネイチャー・カルチャー検定が8月、マスター検定が翌年の2月となっています。
試験会場は東京都と大阪府以外に岡山県などの地方都市でも開催予定ですが、詳細に関しては早めに樹木・環境ネットワーク協会のホームページで確認することをおすすめします。
ネイチャー検定・カルチャー検定共に受験料は5,000円です。尚、マスター検定に関しては受験料は8,000円となります。
グリーンセイバー検定試験のためのセミナー(有料)も開催されていますので、一人で勉強するのが不安な場合には参加してみるのが一番です。