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エコキャンプを楽しんできました

キャンプのイラスト

キャンプで自然が破壊される!絵は手

先日、キャンプに出かけてきました!
といっても、エコキャンプです。
エコキャンプとは、その名の通り、エコロジーに配慮したキャンプです。

通常、キャンプはテントを用意したり、食事をしたりといった生活を、短期間ではありますが自然の中で送ります。
自然環境に人間という人為的な環境が無理やり入り込むため、その地域の自然環境に悪影響を及ぼすことがあります。
そこで、生み出されたのが自然環境になるべく影響を及ぼさないようにするエコキャンプなのです。

エコキャンプでは原生植物などを踏み潰さないように、決められた遊歩道だけを歩く、遊歩道がない場合は、水たまりに足をつっこんだり、植物を踏んだりといった行為は極力避けて、自然の環境を乱さないよう心がけます。

また、料理などで火を使う場合は着火剤や灯油を使わない、バーベキューなどの食事は残さずに全部食べる。
皿洗いでは極力、洗剤を使わない、ゴミは持って帰るなど、環境にダメージを与えないように過ごします。

せっかくキャンプを楽しみに出かけるのに、制約が多くて面倒くさいと思う方もいるかもしれませんね。
しかし近年、エコキャンプのためのキャンプ場が増えているので、そのような施設を利用すると、意外と簡単にエコキャンプを楽しむことができるのです。

特に子どもたちとエコキャンプを体験することは、自然に感謝する気持ちや、自然を守ろうとする考えを育てるのにとても有効だと思います。
いくら自然を守ろうと叫んでも、実際にキャンプでゴミを出したり、洗剤を使ったりと自然にダメージを与えることをしていたのでは、説得力はありません。
実際にエコロジーを体験することで、自然を守るとはどういうことなのかが、自然と理解できるようになるのではないでしょうか。

最近では子どもたちを対象とした自然体験や環境教育を目的にしたエコキャンプも開催されています。

しかしその一方で、車ででかけるオートキャンプ場も増えてきました。
車による自然環境の破壊は今後、大きな課題となるでしょう。
車でキャンプにでかけるときは、決められた場所しか車を走らせないなど、十分な配慮が必要です。

エコキャンプでゴミを出さないために

エコキャンプではゴミを、いかに自然環境を守るかが大きなポイントとなります。
そのためには、極力ゴミを出さず、出たゴミは持って変える必要があります。

キャンプで出る主なゴミは、食事に関するものです。
食材は購入した状態で持ち込まず、自宅で下処理をしてタッパーなどに小分けして持っていけば、肉の入っているトレイ、野菜クズなどのゴミを出さずにすみます。
冷凍ができる食材は凍らせれば保冷剤になるので、わざわざ保冷剤をもっていく必要もありません。

それでも出てしまったゴミは、現地で捨てずに持ち帰りましょう。
ビニール袋に入れ、食材などを使い切って空になったクーラーバックに入れておくと密閉できるので、スッキリと持ち帰れます。

自然を楽しむと同時に、環境について考えるきっかけにもなるエコキャンプ、一度試してみてはいかがでしょうか?