1. >
  2. >
  3. 天然のエアコン「緑のカーテン」を作りました

天然のエアコン「緑のカーテン」を作りました

NOIMAGE画像

緑のカーテンの特徴

暑い夏はエアコンなしでは生きられませんが、それでもできるだけエアコンの使用を控え涼しくする工夫をしたいものです。
そこで思いついたのが天然のエアコンとも言える緑のカーテンです。
家は居間の窓が南に面しているので、材料を買い揃えて早速作ることにしました。

緑のカーテンは成長するまでに時間がかかるので、夏が近づく前に早めに作っておくことが大切です。
緑のカーテンがあると、直射日光を遮ってくれるだけではなくて葉から水分が蒸散して周囲の熱を奪ってくれるため、実際に涼しさを感じることができます。

一般的な窓ガラスの遮光率は15%程度ですが、緑のカーテンにすると光を80%も遮ることができます。
ですから室内の気温の上昇を抑えるだけではなく、エアコンや扇風機にかかる電気代も節約することができます。

緑のカーテンが環境問題に及ぼす効果

緑のカーテンを設置すると、エアコンの使用を抑えられます。
その際、ただ単に経済的に電気代を節約できるだけではなく、電気が作られる際に発生する二酸化炭素も削減できます。
つまり、地球温暖化防止のためにもなるということです。

緑のカーテンの選び方

緑のカーテンにおすすめの植物は、ツルを伸ばしながら成長するツル性のタイプです。
ツル性植物にはアサガオやきゅうり、ゴーヤなど育てやすいものが多いので、園芸にはあまり詳しくない人でも簡単に緑のカーテンを作ることができます。
また、きゅうりやゴーヤなどの実がなる植物は、実を収穫する楽しみも増えるので一石二鳥です。

アサガオには西洋アサガオと日本アサガオの2種類がありますが、西洋アサガオは一度植えると8月から霜の降りる時期まで花が咲くので、目を楽しませるという点でも緑のカーテンには最適です。
種をまく時期は4月下旬から5月下旬にかけて、ネットの網目サイズは10cm程度のものを選びます。
西洋アサガオは日当たりが良くて風通しのいい場所を好みます。

日本アサガオは花の色や花径もさまざまなので、数種類を植えても楽しめます。
緑のカーテンは生育の良い植物を使用することが大前提ですが、その点からいえばヘチマなどもおすすめです。
ヘチマはそれほど肥料に気を配らなくても果実がたくさん採れるので、実は収穫してスポンジを作るという楽しみもあります。
また、ヘチマ水も簡単に採取することができます。

食用として楽しめるという点ではつるありインゲンなども人気があります。
植えてから約2ヶ月でインゲンを収穫できますし、涼しい影を作ってくれますからバルコニーに植えるのにもぴったりです。
緑のカーテンを作るのにプランターを使用する人は多いと思いますが、保肥性・排水性に優れた緑のカーテン専用の培養土が市販されていますから、これを使うと便利です。