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自転車を積極的に活用しています

青色の自転車

自転車は安全運転を心がけよう

自動車から排出される排気ガスが地球温暖化を進めているということはよく耳にします。
そのためアイドリングストップなどのサインを街中でも見かけることが増えましたが、自動車の代替として自転車を活用する方が増えていることをご存知ですか?
特に都市部では、自転車通勤と車通勤でそれほど時間に差が出ないこともあり、コミュニティサイクルや自動車通勤に注目が集まっています。
その一方で、自動車が自転車が関係した交通事故が増え、社会問題となっているのも残念ながら事実です。

では、都市部で自転車を安全に乗るためにはどうすれば良いのでしょうか?
まず知っておきたいこととして、エコな乗り物として人気注目を集めている自転車ですが、歩行者と自転車、自転車と自動車、バイクなど、自転車が関係した事故が多いことは認めざるを得ません。
先進国の中でも、日本国内の自転車事故は非常に多いと言われています。
実は、そこには狭い国ならではの自転車走行に関係したルールや、日本人の認識に原因があるとされているんです。

自転車が歩道を走っているシーンというのは街中でよく見る光景ですが、あくまでも車という漢字が付いているようにカテゴリーは車両です。
自転車は、道路交通法でも車両と同じ扱いとなっています。
車道の左端を走るように定められているのですが、自転車と歩行者を同じカテゴリだと感じている方は今でも少なくないんです。

歩道を走っている自転車が後を絶たなかったり、右側や左側など自由に走行している車両は多く、事故を引き起こす結果を招いています。
安全に自転車に乗るためには、自転車は車両だという意識をまずは持つことが大切です。
そして、車道を走るよう心がけましょう。
常に左側を走行するようにするだけでも、防げる事故はかなり多くなります。
自転車レーンを設置し左側通行を徹底した結果、事故が40%も減少したエリアもあるほどです。

自転車を使えばこんなにエコ

自転車は、化石燃料の消費量が0の非常に環境に優しい乗り物です。
体力さえあればどこへでも出かけられるので、環境にとても優しい上に健康にも良いので一石二鳥と言えるでしょう。
一人が約1kmの移動する際、自転車はCO2排出量がゼロなのに対し、車では1キロあたり168グラムほどのCO2を排出します。
1日30kmの往復通勤を車で行っているという方が、自動車通勤に変えるだけで一生かければ約50トンのCO2削減につながるんです。

化石燃料の消費量が減少することは、環境問題に大きく貢献できます。
毎日行うのは難しくても、天気の良い日に自転車通勤に切り替えてみるなど少しの意識をするだけでCO2の排出量をグンと減らすことができます。