CO2を削減する為に最近はどんどんエコカーモードが高まって来ているようです。
このCO2を削減、エネルギー問題を真剣に考えると言うことはとても大事なことです。
しかし、CO2を減らそうという姿勢は、決してエコカー如きのことで実現する問題ではありません。
エコカーにしないでも、私達が日常生活の中で、ものを大切に長く使い続けるということにも大きな意味があります。
政府が背中を後押しして、多くの人たちがただエコカーにすれば地球環境に貢献しているとの思いこみには問題があるかもしれません。
そもそも本当に環境に優しいのだろうか
政府はそのような形で一生懸命背中を押していると言うもののエコカーは実際に導入することで環境問題に貢献してくれるものなのでしょうか。
大人気のプリウスは、やはりエコイメージが強い、ハイブリット車です。
そしてそのような車を製造している工場など見学すればしみじみ思うことがあります。
製造段階でしっかり環境問題が考慮されているかと言えば、 それは残念ながらか実現されてはいないようです。
ハイブリット車は、いろいろな部品が多く、 構造も複雑な分だけ CO2排出量はむしろ多いという皮肉な結果になっているようです。
そのあたりのことはただ仕方ないことと見過ごすことができる問題でしょうか。
プリウスを検証する
トヨタ曰わく、十万キロ走行した場合には、製造過程も含めて、 CO2はガソリン車より43%減ると言う話しです。
つまり乗れば乗るほどエコに大きく貢献してくれることになります。
だからと言うことで製造過程の問題を許すことが出来ると言うことではありませんが、 このような問題からも私達が行動すべきエコとは一体何かと言うことを追求していかなければなりません。
トヨタの場合、十万キロを走行した場合CO2の総排出量のみを公表し、製造での段階の排出のことは調査をしなければなかなか見えてこないことには大きな問題があるのではないでしょうか。
私達がエコのことを考える為にメーカーもあらいざらい事実を公表する義務があります。いいところだけ公表して、立場が悪くなってしまうことを隠す体質こそ、蓋を開ければ他にも何か誤魔化しがあるのではないかということを想像させてしまうことになります。
エコとは、真剣に企業と私達が一緒に向かっていかなければならないものです。
まだまだひょっとしたら企業に傲慢なエゴ体質が隠れているのかもしれません。
今、この記事を読んだ人たちは、本当にこのエコカーに乗り続けることは正しいのか疑問に思ってしまうことになるのではないでしょうか。
エコカーに乗る選択は現状間違いではありません。
ただし、エコのことをこのように追求すれば、まだまだ他にも出来ることが見付かる筈です。
エコカーにだけ依存するスタイルではちょっとエゴ意識の物足りない上辺のスタイルなのかもしれません。