春はおいしい食材がたくさん!
旬の食材をいただくことは、栄養たっぷりで体によい上に、エコにもつながるので食生活を送る上でぜひ意識したいポイントですよね。
春はおいしい野菜や魚などの食材がたくさんあるので、食事作りもハリが出ます。
春といえば春野菜。
旬の春野菜でメジャーなものとしては、かぶやキャベツ、アスパラガス、そらまめやたけのこなどがあります。
春の訪れを告げる「たらの芽」も有名ですね。
中でもキャベツは「春キャベツ」といわれるほど知られた食材。
柔らかくて生でも食べやすいですし、旬の時期はとってもお安いので、まるまる1つ買っていろいろな料理で食べています。
キャベツはビタミンCが豊富な上に、胃の調子を整えてくれる「ビタミンU」が豊富。
キャベツをたっぷり食べると、胃がすっきりしたような気がするのはビタミンUのおかげです。
柔らかいので一口大にちぎってそのままサラダに、少し蒸せばかさがへってたくさん食べられます。
かぶも春を知らせてくれるおいしい野菜のひとつですね。
ぷっくりした根の部分はもちろん、葉っぱもおいしく食べられる、ムダのないエコクッキングにぴったりの食材です。
酵素がたっぷり含まれているので食べると元気になれますし、葉の部分にはビタミンが豊富。
かぶも柔らかいので生でサラダにしたり、浅漬けにして手軽に食べられるほか、スープにしたり、中を繰り抜いてひき肉を詰めてだし汁で煮れば、料亭っぽい一品になります。
たらの芽は、以前は山の方に行けばいくらでもありましたが、今は高級食材になってしまいました。
桜の時期とかぶるので、まさに春の食材ですね。ほろ苦い風味でおいしいです。
春のお魚
春はおいしいお魚もたくさん捕れます。
あじやいさき、かつお、きびなごなどはまさに春のお魚で、スーパーでも春先にたくさん見かけますね。
春のあじは小あじや中型のあじが多く、小あじは処理をして南蛮漬けにして食べるのがおすすめです。
しっかり揚げれば小骨も食べられていしまいますので、カルシウムがたっぷり摂れるのもうれしい。
かつおは、春と初夏に旬があって、春のかつおは「春鰹」、初夏のかつおは「戻り鰹」といいわれます。
青魚はオメガ3系の脂がたっぷりで心臓や脳によいといわれていますので、子どもから大人までたっぷり食べたい魚です。
刺し身や軽くたたきにしたり、煮魚など調理方法が幅広いので、いろいろな調理で旬の味を楽しみましょう。
きびなごは九州地方ではメジャーな魚です。
小ぶりで食べやすく、昔はカツオ漁のエサとして使われることも多かったのだとか。
ビタミンDやカルシウムが豊富で、骨まで食べられるのでより効率的にカルシウムを摂取できます。
お刺身や天ぷらなどで食べるのが一般的です。